世界エイズデー







世界エイズデー(World AIDS Day)は、全世界規模でのエイズ蔓延の防止、エイズ患者やHIV感染者に対する差別・偏見の解消を目的とし1988年に世界保健機関により定められた日です。

記念日を世界的に12月1日と決め、様々なキャンペーンが展開されます。

当然時差の関係等から全地球上に存在する国が一斉に12月1日にならないことから、それぞれの国での日付で12月1日と定められています。

1988年から2004年までは国際連合エイズ合同計画によって運営されていましたが、2005年からはThe World AIDS Campaign(WAC)によって運営されています。

シンボルはループした赤いリボンを使用します。

毎年、12月1日は、世界中でさまざまなイベントが行われ、現在も世界中でエイズで苦しんでいる人に向けてメッセージを送り啓発活動を通じてエイズ撲滅のためのキャンペーンを積極的に行っています。

日本においてもシンポジウムや学会及び市民集会、無料HIV検査等など、12月1日近辺に開催されています。

また、この日にあわせて世界各国から世界エイズデーを記念した切手が数多く発行されます。

ちなみに2011年の世界エイズデーのテーマは、『エイズとわたし 〜支えることと 防ぐこと〜』で、全世界で多彩なイベントが催されました。







世界エイズデー切手

世界エイズデー切手
HIVを壊す金槌
1989年 セネガル発行
世界エイズデー切手
エイズ教育を村人にする保健婦
と世界エイズデーのロゴマーク

1990年 スリランカ発行
世界エイズデー切手
「団結と予防でエイズと戦おう」のスローガンと
ウルグアイの地図と地球と3人の親子

1991年 ウルグアイ発行


世界エイズデー切手

世界エイズデー切手
エイズによる死に至るまでの経過
1991年 エチオピア発行
世界エイズデー切手
血液からのエイズ感染を描く
1991年 モロッコ発行
世界エイズデー切手
世界エイズテーキャンペーンマーク
1992年 グアテマラ発行







世界エイズデー切手

世界エイズデー切手
世界地図を組み合わせたHIVの模式構造図
1993年 ネパール発行
世界エイズデー小型シート
世界エイズデーのマークと
HIVの模式構造図と人のシルエット

1993年 ヨルダン発行
赤十字/世界エイズデー切手
♂と♀のマークと
AIDSの文字と赤十字マーク

1995年 マケドニア発行


世界エイズデー切手

世界エイズデー切手
ループしたリボンを支える手とHIV/AIDSの文字

2011年 スリランカ発行
世界エイズデー小型シート
AIDS患者の看護とHIV感染予防の講義
2003年 ナイジェリア発行


世界エイズデー切手

世界エイズデー切手
HIV感染予防(コンドーム・注射器・男女)と
HIV/AIDSの文字とレッドリボン

2004年 セントルシア発行
世界エイズデー小型シート
レッドリボンで結ばれた男女とコンドーム
2009年 サントメ・プリンシペ発行
世界エイズデー切手
「エイズから身体を守ろう」の標語と
HIV感染を防止する衛兵

2009年 アンギラ発行





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