コンドームを描いた切手







ラテックスやポリウレタンの薄膜でできた避妊具です。 コンドームは、性器同士の粘膜の接触を遮断するため、避妊だけでなくHIVやクラミジア、淋菌などの性行為感染症の予防にも一定の効果があることが認められています。


ただし毛じらみなどの感染予防には役立ちませんし、皮膚に感染するヒトパピローマウイルスなどについては完全に感染を予防できませんが、接触感染の機会を減らす ことができるため感染を防止する一定の効果はあります。


また、女性用コンードムもあり、これは女性の外陰部と膣壁を覆い、精液の侵入を防ぐことを目的としています。


装着がやや難しいことや、膣内で胴部がしわになって密着感がなく違和感を覚えること、男性器に装着するコンドームと比較して割高であることなどから男性用コンドーム と比べてあまり普及していないのが実情です。


男性用コンドームの二枚重ねは、コンドーム同士の摩擦による破損や位置のずれを起こしやすいのとから使用すべきではありません。


また、女性用コンドームと男性用コンドームの同時併用もコンドーム同士の摩擦による破損や脱落することから使用すべきではありません。


世界各国からコンドームによるHIV感染予防切手が、数多く発行されています。 コンドームは正しく使用することによりHIV感染予防効果が高いことから、国を挙げてコンドームの正しい使用方法をアピールしています。


その結果、切手にコンドームを描き、コンドームによるHIV感染予防を描くことにより、国民に広くコンドームの使用を呼びかける手段としています。


日本では、コンドーム使用による切手は発行されていませんし、国情によって、今後も発行されることはないと思います。


以前、エイズ財団がHIV感染予防を呼びかけた、女性にコンドームが被さったデザインのテレホンカードを発行した際、不謹慎との声が出され、散々だったことから考えてもしかりです。


HIV感染予防に積極的に取り組んでいる国々は、切手にコンドームを描き、HIV感染予防を呼びかけていますが、そのことに対して、国の中から批判は一切起こっていません。


多くの国では、非常に斬新なデザインで、コンドームによるHIV感染予防を呼びかける切手をご覧ください。



コンドームを描いた切手

世界エイズの日切手
コンドームの正しい装着方法
1994年 マケドニア発行
エイズ撲滅切手の小型シート
コンドームを持つ男女
1994年 マリ発行


コンドームを描いた切手

団結切手
抱き合う男女とコンドーム
1995年 ベルギー発行
赤十字/エイズ撲滅切手
コンドームを持つ手
2000年 マケドニア発行
赤十字/エイズ撲滅切手
コンドームを持つ手
2005年 マケドニア発行







コンドームを描いた切手

エイズ制圧切手
男性用と女性用コンドームを持つ医師
2004年 チャド発行
エイズ制圧切手
男性用と女性用コンドーム
2011年 カンボジア発行
世界エイズの日切手
使用前と使用後のコンドーム
1928年 エチオピア発行


コンドームを描いた切手

通常切手
羽が生えて空を飛ぶコンドーム

2004年 セルビアモンテネグロ発行
エイズ予防切手
コンドームによるHIV予防
2000年 セルビア発行
エイズ予防切手
コンドームによるHIV予防
1999年 セルビア発行


コンドームを描いた切手

エイズ撲滅切手
抽象化したコンドーム
1994年 スイス発行
エイズ撲滅切手
HIVを突き破るコンドーム
1996年 ガボン発行
エイズ撲滅キャンペーン切手
コンドームの中にエイズの犠牲者を
痛むループしたレッドリボン

1997年 ブラジル発行


コンドームを描いた切手

エイズ撲滅切手
HIV感染から身を守るコンドーム
1992年 アルゼンチン発行
エイズ撲滅切手
足に履いたコンドームと
頭にかざしたコンドームでHIV感染予防

2000年 スリナム発行
エイズ撲滅切手
漫画化されたコンドーム
2011年 カンボジア発行
エイズ撲滅切手
兵士の顔にコンドームを描き
HIV感染予防を表現

2001年 レソト発行





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