日本人のABO式血液型の出現頻度は、A型:4、O型:3、B型:2、AB型:1と学校で習ったり物の本に書かれていますが、 本当にその通りなのでしょうか??!!
日本人研究者の多くが日本人のABO式血液型の分布を調べた結果、A型:38%,O型:31%,B型:22%,AB型:9% である調査結果が得られています。
この出現率が日本人の真のABO式血液型の数値です。
この数値からして、A型は38%で40%より少なく、O型は31%で30%より多く、B型型は22%で20%より多く、AB型は9% で10%より少なくなっています。
即ちA型とAB型が少なく、O型とB型が多いという調査結果が得られています。
このような数値から、日本人のABO式血液型の出現頻度は、A型:3.8、O型:3.1、B型:2.2、AB型:0.9 と表現すべきですが、この数値ではあまりにも言いづらいことから、便宜上 四捨五入して4:3:2:1と表現しています。
ABO式血液型の分布は地域や人によって差が大きく、例えばアメリカ大陸の先住民族であるインディアン 及びインディオは特にO型の比率が高く、100%がO型という部族もあります。 世界的に見るとヨーロッはではA型、アジアではB型、アフリカではO型が多くなっています。
ちなみに、以下に紹介する切手の中のABO式血液型の出現頻度は、
アルバニアは、A型43%、B型13%、O型38%、AB型6%。
フィンランドは、A型38%、B型15%、O型27%、AB型7%。
メキシコーA型11% B型4% O型84% AB型1%です。
ABO式血液型検査を描いた切手
赤十字付加金切手 ABO式血液型検査 1972年 フィンランド発行 |
血液型を描いた切手
国際赤十字献血年記念切手 日本人におけるABO式血液型の 発現頻度である(4:3::2:1)を表す 1974年 日本発行 |
赤十字切手 パプアニューギニアにおける ABO式血液型の発現頻度を表す 1980年 パプアニューギニア発行 |
血液型を描いた切手
献血の日記念切手 ABO式血液型を表現 2002年 アルバニア発行 |
献血の日記念手 ABO式血液型を表現 2002年 アルバニア発行 |
献血の日記念切手 ABO式血液型とRh式血液型を描く Rh式血液型を描いた最初の切手 2002年 メキシシコ発行 |
written by 血液の鉄人