モモイロペリカンと呼ばれる由来は、 モモイロペリカンは通常はほぼ白色で繁殖期に体色が桃色になることからです。
英語では White pelican と呼ばれています。 古来よりヨーロッパには、モモイロペリカンの母鳥は飢餓の時には、自分自身の血液でヒナを育てるという伝説があり、 そのため、
モモイロペリカンは“慈愛の鳥”と称されています。
このことから、諸外国ではモモイロペリカンは“輸血のシンボル”として使用されています。
また、これが転じて“献血推進キャンペーンのシンボル”としても使用されています。
したがってモモイロペリカンは、自分自身の血液でヒナを育てるというのは単なる伝説です。
しかし、自分自身の血液を与えてまでヒナを育てるという伝説からして、モモイロペリカンはいかにヒナを大切に育てるか想像がつくのでは。
自分の子供を虐待する親が多い当節、モモイロペリカンの血液を少し分けてもらい、見習ったらどうかと思いたくなります。
1〜3の3枚の切手はモモイロペリカンの母鳥が自分の血液をヒナに与えている光景が描かれています。
後の切手はいずれもモモイロペリカンが綺麗に描かれています。
モモイロペリカンを描いた切手
郵便税切手 自分の血液で雛を育てる モモイロペリカン 1964年 モザンビーク発行 |
オランダ赤十字90年記念切手 自分の血液で雛を育てる モモイロペリカン 1957年 オランダ発行 |
赤十字付加金切手 自分の血液で雛を育てる モモイロペリカン 1956年 ベルギー発行 |
モモイロペリカンを描いた切手
動物切手 モモイロペリカン 1988年 ブルガリア発行 |
ドナウ川の三角州の動物切手 モモイロペリカン 1957年 ルーマニア発行 |
モスクワ動物園100年記念切手 モモイロペリカン 1964年 ソ連発行 |
モモイロペリカンを描いた切手
アフリカの水鳥切手 モモイロペリカン 1975年 ルワンダ発行 |
鳥類切手 モモイロペリカン 1965年 ルーマニア発行 |
鳥類切手 モモイロペリカン 1979年 ギリシア発行 |
鳥類切手 モモイロペリカン 2000年 アフガニスタン発行 |
written by 血液の鉄人