近  代-4-








カルロス・ジェン・フィンライ(1833-1915)


カルロス・ジェン・フィンライはキューバ生まれで、アメリカのジェファーソン医科大学で医学を学び、最初は眼科医として開業したが、当時キューバで流行していた黄熱に興味を持ち、黄熱の研究を始めました。

そして研究の結果、1881年、黄熱は「ネッタイシマカ」の媒介により人から蚊そして人へ伝染することを発表しました。

しかし、彼の学説は科学アカデミーの認めることとはならず、1902年にウオルター・リードの合衆国黄熱対策委員会の研究報告によって彼の学説が正しいことが証明されることになります。

1902年、キューバ共和国建国によって、彼は衛生省の長官に任命されます。

また、彼は"中央アメリカのパスツール"と称されています。

1955年のカストロ革命政府になってから、彼の全業績集の出版・各種記念切手を発行して彼の業績を国を挙げて称えています。







カルロス・ジェン・フィンライを描いた切手


フィンライ生誕100年記念切手
フィンライの肖像
1934年 キューバ発行
キューバ建国50年記念切手
向かって左から2人目がフィンライ
1952年 キューバ発行
偉人切手
フィンライの肖像
1954年 キューバ発行








カルロス・ジェン・フィンライを描いた切手


フィンライ記念切手
フィンライの肖像
1950年 パナマ発行
黄熱媒介説100年記念切手
フィンライの肖像とネッタイシマカのシルェットと
黄熱の流行条件の記載が描かれている

1981年 キューバ発行
フィンライ死去50年記念切手
フィンライの肖像
1965年 キューバ発行




カルロス・ジェン・フィンライを描いた切手


フィンライ死去50年記念切手
フィンライの署名
1965年 キューバ発行
フィンライ死去50年記念切手
フィンライ愛用の顕微鏡
1965年 キューバ発行
フィンライ死去50年記念切手
フィンライの記念像
1965年 キューバ発行
フィンライ死去50年記念切手
リード委員会のメンバーと
会見しているフィンライ(左)

1965年 キューバ発行





written by 血液の鉄人



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